CSR

Kamogawaの貢献

Kamogawaが社会にどのように貢献できているか紹介します

CSR | 2020.01.21

【超硬を完全濾過くん】人、会社、環境。すべてに優しい濾過装置

販売開始から4年で累計300台以上。
自社ブランド製品「KAMOG」の中で爆発的ヒットを飛ばしている製品、それが「超硬を完全濾過くん」。お客様が抱えていた様々な課題を解決できる画期的製品です。
どんな風に役にたっているのか?考案者の日根野社員に聞きしました。

濾過装置とは?

まず、「濾過装置」と聞いてもどんなものか想像できない方がほとんどではないでしょうか。
ここで言う濾過装置とは、ものづくりの現場で使用する液体を多孔質の物質(フィルター)に通して個体粒(スラッジ=加工後の削り粉などの不要物)を取り除く装置を指しています。
身の回りの製品で例えると、コーヒーを抽出する際に出る豆の粉末とコーヒーの液体を分けるためのフィルターに似ていますね。

濾過装置を使用される中で、働く方の負担や製品の品質・生産性について課題を抱えているお客様がたくさんいらっしゃいました。
ご縁があって出会ったこの製品を「KAMOG」として売り出せたことで、今ものづくりの現場で多くの方のお役に立つことが出来ています。

人にも、会社にも優しい製品

通常、超硬・セラミック材料の加工に使用している液体は、品質維持のために数ヶ月~1年に1度のタイミングで液の入れ替えや機械内部の掃除・メンテナンスが必要になります。 働いている方々が自らタンク内を掃除する場合もあり、廃液でドロドロになりながら、長時間作業をするのは大きな負担です。
また、メンテナンスは基本的に勤務時間中に行いますので、もちろんその間は機械が止まり生産はストップしてしまいます。

それに対し「超硬を完全濾過くん」は、液汚れの原因となるスラッジを回収し、装置内の液体をキレイな状態で長期間保てるようにします。
そのため、液交換を含めたメンテナンス頻度を最大で半分以下に減らすことができます。
掃除や液の入れ替え回数が減ることで体への負担を軽減し、機械を止める回数が減ることで生産性アップにもつなげることが出来たのです。

「超硬を完全濾過くん」を導入いただいたお客様からこんな言葉をかけていただきました。

「本当にろ過装置を提案してくれてありがとう。メンテナンス作業がなくなりとても楽になった。工場内の臭いも改善され、本来の仕事に専念できるよ。」

この言葉を聞いたとき、「人にも会社にも優しい、ものづくりに貢献する製品を届けることが出来ているんだ」と、強く実感しました。

実現できたリサイクルのフロー

働く方への負担軽減や生産性の向上以外に、環境面にもプラスの効果があります。
一般的に濾過装置で使用するフィルターと取れたスラッジは、産業廃棄物になります。
「超硬を完全濾過くん」も、販売開始当初は濾過後のフィルターとスラッジを同様に産業廃棄物として処理していました。

ですが、人や会社だけでなく、環境にもなにかいい取り組みができないか・・と思案。
そこで、素材によっては濾過したスラッジをリサイクルできるのでは?と考えました。
その後の調査で、スラッジを引き取ってくれる協力業者と出会うことが出来、現在は「超硬」素材において一部のお客様でリサイクルのフローを確立することが出来ています。

人だけでなく環境にも配慮した、今の時代に即した+αの価値を持つ製品として、よりお客様に喜んでいただけることに、考案者としても喜びを感じます。

より幅広い分野での活躍を目指して

次の目標は改良と工夫を重ね、さらに多くのお客様のお役に立つこと。

多くの方に喜んで頂いている「超硬を完全濾過くん」ですが、お客様の仕事内容によっては、残念ながら現状は提案が難しい場合もあります。
ですが、逆に言えば提案できる方法さえ見つければ、まだまだお役に立てる可能性のあるお客様がたくさんいる、ということです。
『濾過×○○』の掛け算でトライ&エラーを繰り返しながら、より幅広い分野のお客様のためになるものを作り、世の中のものづくりに貢献していきたいと思います。