Kamogawaの入社試験で、一度は不採用となったものの人事に直接連絡をとり採用を勝ち取る、というバイタリティあふれる入社経歴を持つ。営業部在籍中、個人経営しているとある製造業へ弟子入りし、一から機械加工を学ぶことで今に続くキャリアの礎を築いた。「営業部の人たちが自信を持って売り込みに行けるような製品を作りたい。それが私たちツール事業部の任務だと思っています」。事業部の責任者として、そして営業と顧客の気持ちがわかる技術者として、ものづくりの道をこれからも極めていく。
ツール事業部では主に、製造現場で使われる切削工具や特殊工具の再研磨と、プライベートブランドの製造を行っています。再研磨とは、文字通りお客様が普段使っている工具を磨き、また使えるようにすること。綿密なやりとりをしながら、使い心地や使いやすさを追求しながら研磨していきます。 プライベートブランドの製造は、メーカーがカバーしきれないようなニッチな商品を企画。営業メンバーの意見も取り入れながら、当社にしか作れない工具を形にしていきます。 工具を扱うというと、理工系や工業系学部出身であることをイメージするかもしれません。しかしメンバーは全員文系。私自身も、営業を経験してから技術を身につけました。 そういった背景もあり、たとえ未経験だったり、理工系・工業系でなかったりしても、努力次第でキャリアは開けると思っています。
「京都で面白い会社はないだろうか」。大学時代、私はやりがいのある仕事をしたいと思いながら就職活動をしていました。そのときに見つけたのが当社。 事業内容はもちろんのこと、社長が説明会で、「若手にも積極的に仕事を任せていく。どんどんチャレンジしていく」と力強く語っていたことに共感し、ここで働きたいと思ったのです。 そこで選考を受けたのですが、結果はなんと不合格。自分としては面接の感触が良かったこともあり、納得がいきませんでした。 そこで私は「落とした理由を教えてほしい」と、人事に直接メールをしたのです。そんな学生、普通はあまりいないと思いますが……。 しかしその行動を、「やる気がある」と捉えてくれたのか、急遽社長面接を設定してくれました。結果は晴れて合格。Kamogawaで働くことが決まったのです。
入社後は営業を6年間経験したのち、未経験の製造へ。研修では関連工場にて、職人の方と2人で働いていました。何も知らないなかで取り組んでいたため大変でしたが、そこでの経験が今の土台となっています。 後輩に対して思うことは、遠慮することなく思うままに挑戦し、失敗を経験しながらも本当の強さを身につけてほしいということ。挑戦してダメだったら落ち込むのではなく、どうすれば次は成功するのかを考えればいい。私自身もいまだにたくさんの失敗をしますが、その都度たくさんのことを学んでいます。将来は、そのような経験を経て成長した仲間とともに、次の事業と次のKamogawaをつくっていきたい。後輩の成長をサポートしながらも、私自身これからもたくさんの挑戦をしていきたいと思います。
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